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学校では教えてくれないお金の話1(支払督促・強制執行)

 

支払督促とは

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社会における何らかの金銭的トラブルに巻き込まれた時に、債権者の申し立てに基づいて、債務者に金銭の支払いや有価証券、その他の代替物の引き渡しをするよう督促する裁判書記官の処分のことです。

 

(^O^)???

 

はい。

 

簡単に言いますと、あなたが、お金のトラブルに巻き込まれた時に、相手にお金を返せって請求しますよね?これを国の制度に則って相手に請求するのが支払督促です。

 

手続きの仕方

 

裁判所に支払督促を申し立てる

裁判所から支払督促が発布される

支払督促正本が相手に送られる

相手が異議申し立てをしない場合は、仮執行宣言の申し立て

  →相手が異議申し立てをしてきたら、訴訟

仮執行宣言が出される

仮執行宣言付支払督促正本が相手に送られる

相手が異議申し立てをしない場合は、支払督促手続き確定

  →相手が異議申し立てをしてきたら、訴訟

 

支払督促は上に書いたような流れで手続きが進みます。すべての手続きは簡易裁判所というところで行われます。

 

ちなみに、

時間がかかる。

この手続きだけで早くて約1か月かかります。

裁判所に行って手続きするので、なかなか大変です...。

 

そして、

お金もかかる。

請求金額にもよりますが、最低でも3000円以上はかかると思います。

ちなみに僕の場合は、手続き費用だけで8000円ほど。その他裁判所までの交通費等含めるともっと...笑

支払督促で請求するのは、不当に取られたお金の場合が多いと思うので、お金を取り返そうとしてさらに手続きにもお金がかかるって、大変ですよね。

 

この手続きが大変で請求を諦める人が何人もいるそう...

 

 

支払督促手続きが確定した後に気付くこと

強制執行

支払督促の最終段階として、支払督促手続確定というのがあります。

ここまでくると、支払督促手続が全て完了したということになり、相手方に強制力を持ってお金を請求することができます。

それが、強制執行と呼ばれるものです。イメージとしては、ドラマなどで、差し押さえがどうのこうのって言っているあれです(厳密にはもっと複雑)。

 

強制執行はそれほど強制力はない

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支払督促手続が確定し、いざ、強制執行の手続きをしようとなった時、ある事実が発覚します。それは、強制執行を自分一人で行うのは到底無理であるということです。支払督促の手続きと同様に、かなりの時間とお金と労力がかかるからです。

 

強制執行には、不動産執行手続、不動産収益執行手続、債権執行手続、財産開示手続という四つの方法があります。一番多く行われているのが、債権執行手続の中の銀行預金債権を差し押さえるという方法です。しかし、銀行預金債権を差し押さえるには、相手の利用している銀行名と支店名を自分で調べる必要があり、さらに、口座にお金が入金されていないと意味がありません。つまり、裁判所が調査するタイミングで、口座からお金が引き出されていたら、うまく逃げられるわけですね。

通常、個人が法人の利用している銀行の支店名まで特定するのは難しいですし、お金があるかどうかを調べることはできないので、手続を行うこと自体難しいと思います。

また、不動産関係の手続きの場合は、予納金として請求額の6割ほどのお金がかかり、さらに不動産価値や所有権などを調べる時間がかかります。自分だけでなく、その他請求者もこれらの手続を同時に行なっているため、手続を行う順序が事件の重要度等で決められていて、個人の場合は手続が行われる段階に入ることすら出来ないことが多いそうです。

 

ごちゃごちゃ書きましたが、強制執行とは名ばかりで、実際は手続を行なっても、お金は返ってこないことが多いということです(お金が返ってきても、手続手数料でトントン)。

 

お金のトラブルに巻き込まれないためにも

正しい知識と見極める力

どんなトラブルでも同じですが、自ら幅広く正しい知識を持つことが一番の対処法です。知識をもって、物事の良し悪しを見極めましょう。そうすれば、事件を未然に防げることは多いと思います。たいていの人はこれができません。

それはなぜか。

教えられたことを、自分のことして理解できていないからです。

人間は自分には興味があるので、自分に起きたことはすぐに理解し、記憶できます。しかし、他人のこととなるとなかなかそうはいきません。実際、経験から学べることも多くあります。そして、経験することが、学ぶにおいて一番の近道であるのは間違いありません。しかし、悪い経験は未然に防ぐほうが良いと思います。

 

すべては自己責任

すべては自己責任です。

不当な理由でお金を取られても、自己責任です。

厳しく言いすぎたかもしれませんが、この考え方をもって生活することで、危険を未然に防ぐ事が出来ます。実際、自分とは別のところに責任がある場合もありますが、それは相手方の課題であって、自分には自分の課題があったはずです。

自分の課題と向き合い、対処していくには、社会で起きている様々なことにアンテナを張り、多くの情報を取り入れることが必要です。強い人間になりましょう。

 

社会の問題を垣間見た

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これまで学生として普通に生活をしてきましたが、自身の経験から、社会は甘くないということを改めて実感しました。制度上はしっかりしているように見えても、健全な消費者が損をしているという事件が多々あります。

社会的に強い立場にある人間には、ある意味で「逃げ道」が用意されています。それをうまく使って商売をする人間を「悪徳」と言いますが、初めて、自身の実感とともに彼らに出会うことができました。

制度上で逃げ道があるのが一番の問題ですが、この問題は、僕が生きている資本主義の社会の中では解決しそうもないということもわかりました。

だから、悪徳にやられた場合、消費者は主張をすることを忘れてはいけません。支払ったお金が返金されないからと言って、泣き寝入りをすると、悪徳はさらに被害を拡大させていきます。

自分にはお金は返ってこないけれど、小さな一つの主張も積もれば、大きな主張となります。悪徳は、必ず塵(被害)をたくさん出しますので、安心してください。

 

 

 

今日は少し重たい話になりましたが、お許しを〜^^

 

ありがとうございました!

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